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成年後見人等の行為

後見制度の対象となる行為は「財産管理」と「身上監護」の二種類に分かれます。

財産管理

財産管理とは具体的には次のようなことです。

• 銀行預金の管理
• 年金等の社会保険給付の受領
• 不動産の管理、保存、処分
• 日常的な生活費の送金

などが財産管理になります。

身上監護

• 治療や入院など医療に関する契約
• 老人ホームへの入所や介護サービスの契約
• 介護認定の申請

などが身上監護の範囲になります。

毎日の買い物や食事の支度、入浴の手伝いといった事実行為は身上監護には含まれません。